実はうちの父も、一般人には説明が難しい職業に就いていました

製鉄所では、鉄鉱石を鉄や鋼に製錬する際には、溶鉱炉に鉄と一緒に石灰石などの石灰成分を入れ、高温に熱して浮き上がって来た不純物を、石灰成分と一緒に取り出して、残った鉄の純度や強度を上げることをします。そんな高炉スラグや、鉄鋼スラグを回収し、スラグウールに加工する仕事。そして、そうして出来上がった製品を、断熱材としてプラント配管などの保温や保冷や断熱に使う。今では「鉄鋼スラグ協会」という便利なホームページがあるので、そこをご覧ください。とても分かりやすく書かれています。

いかがでしょうか、鉄鋼スラグ。広辞苑で「かなくそ」と書かれていたので、激怒したわたくしは、思わず広辞苑を無きモノにしようとしましたが、やめました。これは蔑称ですねえ。やめといたほうがよさそうです。かなくそという表現は。じゃあ、俺はかなくそ屋の4代目かと。そう思うだけで、思わず、手のひらに爪が突き刺さるのですが(笑)本当に当時は、新日本製鉄、ならびに、新日鉄化学さんには、絶対に足を向けて眠れないほどお世話になったものです。亡き頑固親父に成り代わって御礼申し上げます。

このように、良い鉄を作る際に出て来る副産物が、とても良質な断熱材になるのです。それを人はスラグウールと呼びます。これは比較的歴史が古い断熱材であり、今では建材として、もう少し進歩した断熱材があり、必ずしも主流とは申せないのですが、何より、アスベストなどと比べて害がまったくない。折り曲げやすく加工や使用がしやすい利点があるのです。

ですので、小学校低学年の頃に「お父さんのお仕事の紹介をしましょう」と学校の先生から言われて、うちは普通の会社員じゃなかったし、スラッグウール工業所の専務取締役(当時)でしたし、子どもがスラグウールについての知見が必ずしも充分にあるはずもなく、その場は、曖昧にしてやり過ごした経験がありました。そこで、疑問が生じました。俺の親父は一体何屋なんだろうと(笑)それもそのはず、実に説明がしづらい原材料で出来た断熱材屋さん、断熱材施工屋さんだった、そして実は、そこの専務取締役だった、というわけです。

ネットウイングス 設立準備室 代表 田所憲雄 拝

ネットウイングス Netwings.JP

毎日使うものだから、コンピュータは快適でありたい。正直、情報技術はへち難しくて訳が解らない。そんなお困りごとを解決します。兵庫県尼崎市武庫地区を中心に案件に応じ、クラウド等を駆使して機動的に動く、私たちはネットウイングスです。パソコン教室、パソコンレスキューもお気軽にお問い合わせください。