海賊版サイトを政府がブロッキングしようとすることについてのJPNIC代表の方からのご意見

ここで言う「可用性が下がる」ということですが、僕なりの解釈ですが「関係のない第三者まで巻き込まれる可能性があり、ネットワークが非民主的で、電気通信として、とても使いづらいものになるかも知れません」という意味に取っています。誰彼なしにブロッキングすればええっちゅーもん違うでと。すでに、ISP(インターネットサービスプロバイダ)さんは、その点、充分な配慮を既にしていると。そのうえで、そういった脱法サイトは、よくよく議論してから(政府や省庁、エンジニア団体、通信事業者などとよく議論してから)ブロッキングするか、ほかの手段を取るかどうか決めればいいじゃないですか、という意味に捉えました。

やっぱり「通信の秘匿」という権利と、一方で「著作権者への配慮」が両方必要なわけで、いきなりガスの元栓閉めるように、バスッと止めて事足りるものではないだろうと。僕なりに、ここ2~3日考えていたのですが、こういうご意見が出てきたことに「日本国はまだ民主的なんだな」という思いをし、プロフェッショナル中のプロフェッショナルの方からこういうご意見が出たことに、わたくし非常に安心しています。

ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

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