脱サラ起業は慎重に 専門知識を持て余し 15年起業できない奴だってここにいる(NetwingsJ)

マイクロソフトさんや、銀行さん、商工会議所さんなどをやきもきさせている田所です。商売上、いろいろな方々の、いろいろな職域の方のビジネスを拝見しているのですが、脱サラ起業が「必要か」と言われれば、結論から申し上げますと「不必要だ」としか申し上げようがないです。

例えば「自家製チャーシュー作るのが上手くなったから、チャーシュー屋さんを始めようか」ちょっと待ってください。ほかほか弁当屋さんだって、8,000万円の負債を抱えて倒産、ってケースもあるんです。黒字倒産(資金繰りがショートして支払いが滞る状態)だって起きうるんです。あなたにはその覚悟が出来ていますか? おにぎり屋さんを始めたはいいけど、既にコンビニで品余りな上に、コンビニの過当競争で、おにぎりなんて特別なこだわりがない人は、既にもうコンビニで買っている。それで店をたたんだ人を知っています。例えば、の話ですよ。

なので、どうしようもなく起業する場合、どうしても叶えて、従業員を賄いきる自信や裏付けでもない限り、起業は慎重にね。勉強してからでも遅くはないんだよ。借金取りが家に来るよ。容赦ないよ。そういうことが言いたいんです。

そこに「スラッグウール工業所」という会社がありました。親父は専務で、社長が叔父でした。兄弟げんかを始めたから、従業員にとっては始末に負えない。従業員も「いずれかの派閥」に分かれて仕事をしなければならないので、やりにくいことこの上ない。どっちかの味方でなければ、どっちかに怒られる。そんなこともあって、見事「スラッグウール工業所」が負債で吹き飛んだことはもとより、親父が夢にしていたベンチャー企業「九州グラスロン」(FRPの企業)の夢も吹き飛びました。

確かにサラリーマン生活は単調です。上司がいなければいいのに、と思う日があって、枕を濡らす時もあるでしょう。ただ、よくよく考えてください。必要経費を。雇用にかかる手続きを。健康保険や社会保険などを。独りで回しきる仕事かどうかも考えてください。

それでも、どうしても、と言うのであれば、わたくしに止める権利はございません。どうぞ自己責任で突っ込んで行ってください。お願いいたします。

カナリヤは ひとりでは 生きては行けないのです

ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

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