これを見た瞬間、思ったのですよ。団地のおじいちゃん、おばあちゃんに、例えば「URL」って言って理解できます? コンピューター1台もないことはおろか、「なぜ光回線にメリットがあるの?」と思う人には、このチラシ、理解できねえんじゃないのかな? 彼ら彼女らの、当時のニューメディアは、むしろテレビジョンだったのです。
「5Gという次世代携帯電話が出来るため、電波の帯域が変更になりました。つきましては、テレビジョン受像機に雑音が乗る場合がありますので、テレビジョンのブースターを無償交換します」と言ったって、我々情報技術や弱電の本職には理解できても、僕はこれを書いた人に言いたいです。
「このチラシ、実家のおじいちゃんおばあちゃんに見せて、理解が得られるかどうか説得してみろ!」って、つい思っちゃう。「700MHz? なんの話ですか? うちには関係ありませんから。セールスだったら結構よ」って、若い人女の人だって思っちゃう。なので、このチラシは、誰が書いたのか知りませんが、高齢者、情報弱者に対して、配慮を欠いている、としか言いようがないのです。本職ならば理解できますが、本職以外の一般の方々に対して、配慮を欠いています。
だーかーら、本職にはわかっても、本職以外の一般ピープルには、この書き方、理解不可能なんだってば。情報弱者の方相手に、パソコン修理を行って来た僕から言わせてもらうと、この書き方でも、まだ理解できない。でも、テレビジョンは観るよ! って方、多いと思うんです。それが僕には、皮膚感覚でわかる。ITアレルギーの方も、少なくはないですからね。
ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さんは、情報弱者にも親切 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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