振り出しの正社員がモノづくり企業の設計職なので「稟議書」は年がら年中書いていました(NetwingsJ)

どうも、おはようございます(・∀・)ノ 僕はね、振り出しの正社員採用の職場が、現在で言うところの「カグラべーパーテック株式会社」なわけですよ。ガチのモノづくり企業です。全てがアイディア勝負なわけですよ。そして、年がら年中、試験研究費を計上していたので、総務・経理から睨まれる(笑)ということもありましたが(笑)よく言われませんでしたか? 「偉い人は中身まで読んでいられないので、ワープロの鏡用紙(トップの表紙)に、企画の概要と、なぜ試験研究費が必要なのか? を、書きなさーい!」と言われて育ったものです。

例えば、ダイアフラムカバーという部品ですが、これは、中のゴム膜や、その下の高圧ガスを守るために、そのフタをする部品のことです。ゴム膜一枚で、お空にむき出しではあかんですよ、というわけで、かぶせる鋳物のフタを設計していました。そこで、素人考えながら思ったのです。「なぜこんなにトップヘビーな構造になるの?」という、素朴な疑問でした。

「より小さな鋳物に強度があって、すきまなく鋳物が出来る材質で、ダクタイル鋳鉄と同じような強度を保って、しかも軽く出来ないだろうか?」ということを考えて設計したものですよ。それには、鋳物の型が必要です。鋳物の型って、ねんど型のようなもので、とても費用がかさみます。しかし、一度作ればハンコをつくようにポコポコ出来ちゃうものなのです。最初はおカネがかかるけども、ランニングコスト的に、管を切ってふたを溶接するよりは安い、という根拠を示さなきゃなんない。それには、おカネの積算根拠を出さなきゃなんないのです。A社の鋳物はこんだけかかる、B社の鋳物はこんだけかかる、自社での溶接はこんだけかかるなどなど。

話が脱線しましたが、ガチのモノづくりの現場でも、企画書とは関係なしに、社長、上長を説得するための「稟議書」は作成する必要がありました。図のように、ハンコがポコポコついてあるあれのことね。今では、ニューノーマルで、脱ハンコだというのに(笑)要は「社長以下、みんなお前のことを見とるでー!」という印です。「認めてあげる」という印です。一種のスタンプラリー台紙ですね(笑)まずは、社長(ラスボス)を説得する(倒す)前に、倒さなきゃなんない味方が多くいるのです。ぶん殴って物理的に倒しちゃダメですよ(笑)あくまで、理路整然と、文章内で、コンコンと必要性を上司に説得する必要があるのです。

ここまで知っていたら、後は、製品企画書は書いたことがあるので、他に準用すればいいだけの話です。テクニックのコツをちょっと教えてもらえれば(書籍なり、同僚なり)それなりのエンジニアは、それなりの企画書が出来るはずです。そこに、ロジックがある。そこに、必要性がある。じゃあ後はどう口説くかの戦略です。最終決裁者の承諾を得るために、お客さんや上司をどうやって説得するか、口説くか、この話に乗ってもらえるかどうかの、言わばナンパの一種です(・∀・)ノ

ナンパ……は、言い過ぎにしても、上司を口説く、上司の上司を口説くための「稟議書」や「企画書」が大事だよ、ということです。

オジンも勉強じゃあー。こんなところでしょうか。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん 大器晩成型 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

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