いろいろと、世界と日本のファクトチェックについて調べてみました。ファクトチェックとは「その記事に事実誤認がないかどうか確かめる作業」のことを言います。海外では進んでいるらしく、その点、日本のファクトチェック団体は、経済的な援助も理解も得られずに潰れたところ。本当に機能しているのか疑問が残るサイトなどなど、まだまだファクトチェックに関して、後進国だなあと思う次第です。難しいのは、ファクトチェック団体そのものに情報のバイアスがかかっていないか、第三者によるファクトチェック機関がないため、そこだけを信じていいのかわからない点などがあります。
これは、国によってまちまちでして、大学が独自のファクトチェック機関を設けているところ。マスメディアそのものが、ファクトチェック機関になっているところ、などなどです。これって、政府がやっちゃうと「国による情報統制だ!」と言われかねません。なので、国はやらないんです。財政支援もしないんです。立場上、出来ないらしいんです。
ファクトチェック/Wikipedia
これを本気で語りだそうとすると、一冊の「ファクトチェック・バイブル」という英語の本に行き当たり、そっちを読んでくださいね、ということになります。ここでは、文面が限られているし、ITのことでもないので、これはもう、一種のメディア論になってくるので、あまりここを広げるような記事は書きたくないんです。メディアが本職ではないんです。
でも「ファクトチェックは大事だよねえ」と言ってくれた友人に改めて感謝したいです。僕自身が信じている SNS での有名人(インフルエンサー)の発言。「それ、本当か?」と疑問に思う人と、「そうだよね!」と妄信しちゃう人がいて、それは、人によりますし、受け止め方はさまざまです。
うーん、難しいなあ。とりあえず僕がやっていることは「原典に当たる(一次ソースに当たる)」ということを心がけるようになりました。その情報だけを鵜呑みにせずに、発信元はどこか、ということにも気を配るようになりました。SNS や情報サイトなどで拡散された二次情報、三次情報だけではなく、一次情報に当たってみてどうか。当たった結果、そのメディアそのものに、何らかのバイアスがかかっていないか。そのことを、今までにも増して心に留めるようになりました。
ああ、ミニメディアもむずかしい。ではでは(・∀・)ノ
パソコンのお医者さん 一次ソースに当たってみる ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
0コメント