最後の顔を、見たくはないものです。なぜならば、我が家には、額装したベストショットがあるからです。昭和初期に生まれ、よく生きたものです。母は。気丈に健気に生きたほうです。癌が大腸と肝臓にあり、もう手遅れです。自分でものが食べられない。自分で呼吸が困難である。そんなとき、息子としては、例えば、無理やり心臓マッサージをするなどして、延命措置は、これ以上可哀想。自然の摂理に任せて、抗わず、最後の時を静かに過ごしたいものです。
もう、母を充分愛して暮らして来ました。僕は独身のまま50歳になりました。写真の中の母は、優しい面影だけでたくさんです。苦しむ顔を見たくはないものです。
パソコンのお医者さん ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝
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